研究概要
本研究室では、生物機能・水処理・AIを融合した水環境デザインを通じて、生態系サービスの持続的享受に資する水環境の管理・保全技術の開発に取り組んでいます。
研究対象は、湖沼、河川、沿岸域、環礁などの水環境から都市の水インフラまで多岐にわたります。湖沼では、汽水性二枚貝(ヤマトシジミ)の生物機能を活用し、水利用と水産生産を両立する自然共生型技術(Nature-based Solutions, NbS)の開発を進めています。河川では、機械学習を用いた塩水遡上予測モデルの開発を通じて、水源管理支援に取り組んでいます。沿岸域・環礁では、底生有孔虫などの沿岸生態系を対象に、都市化や気候変動が国土形成・維持プロセスに及ぼす影響を評価するとともに、その適応戦略の設計に取り組んでいます。さらに、脱炭素時代の水処理に向けて、Hybrid-ODEモデルなどのAI・数理モデルを活用し、排水処理プロセスの高度化を進めています。



